NFTが連日のようにニュースやSNSで話題になっています。
当記事ではNFTの始め方を知りたい方向けに、イラストの出品から販売まで動画を交えて解説していきます。
NFTとはなんなのかいまいち分かっていない方は、多数の事例を交えて解説している記事を先に読むと理解しやすいです。
【事例多数】NFTとは?簡単に超わかりやすく解説【仮想通貨・イラスト】
それでは出品から販売までNFTの始め方を解説していきます。
目次
NFTの始め方完全ガイド~イラスト出品から販売まで
- NFTの始め方① スマホでok NFTアートを作成する
- NFTの始め方② CoincheckでEthereumを購入
- NFTの始め方③ OpenseaとWalletを接続
- NFTの始め方④ コレクションを作成
- NFTの始め方⑤ NFTを出品する
順番に説明していきます。
さらに詳しいNFTの出品方法については下記で解説しています。
→【販売してみたい人向け】NFT販売方法を5つのステップで解説
NFTの始め方① スマホでok NFTアートを作成する
まずは出品するNFTアートを作成しましょう。
作ること自体はスマホアプリでもできるし、スマホで撮った写真でもokです。
Twitter創業者のジャックドーシーの一番はじめのTweetが3億円以上でNFTで販売されたり、インターネットミームでとても有名な「Nyan Cat」が6000万円以上で売れたりしています。
どんなものでも良いのでまずは作ってみましょう。
NFTアートを作るためにおすすめなスマホアプリは下の記事で7つおすすめを紹介しているので合わせて読んでみてください。
NFTの始め方② CoincheckでEthereumを購入
NFTはEthereumやSolana、Maticなどブロックチェーン上で作られています。
NFTの売買や出品を始め、Openseaなどプラットフォームを使用するために「ガス代」という手数料を取られます。
購入時や初回出品時にガス代が掛かるので、まずはガス代の支払いようにEthereumを購入しておく必要があります。
1度のトランザクションに5000円から1.5万円ほど掛かるので、1~2万円分のEthereumを購入しておくようにします。
時間帯によって混雑状況が異なり、ガス代の価格が上下します。
急いでいなければガス代が比較的やすい日曜日の午前中などにトランザクションを通すのがおすすめです。
ガス代は少し高いですが、必要経費として割り切って支払ってしまいましょう。
まだCoincheckのアカウントを開設していなければ下記から登録しておきましょう。
NFTの始め方③ OpenseaとWalletを接続
まずはNFT販売プラットフォームであるOpenseaにサインインしましょう。
Openseaは世界最大のNFTマーケットプレイス(取引所)で、圧倒的にユーザー数が多く作ったNFTが目に止まる可能性もでてきます。
OpenseaなどNFTマーケットプレイスではGoogleログインもFacebookログインも必要ありません。
ウォレットさえあれば簡単に接続することができます。
もし仮想通貨ウォレットを持っていない場合は、事前にダウンロードする必要があります。
仮想通貨ウォレットはApp StoreやGoogle Chrome拡張機能として簡単に使えるMetamaskがおすすめです。
下記からダウンロードして使いましょう。
◾️Chrome拡張機能版
https://chrome.google.com/webstore/detail/metamask/nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn?hl=ja
◾️App Store
https://apps.apple.com/jp/app/metamask-blockchain-wallet/id1438144202
◾️Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=io.metamask&hl=ja&gl=US
CoincheckからEthereumを送金したらWalletの準備完了です。
右上にある「Connect Wallet」からOpenseaと接続しましょう。
これで準備は完了です。
他のプラットフォームについては下記の記事で7つのおすすめプラットフォームを解説しているので検討材料にしてください。
【最新版】NFTアート販売プラットフォーム7選【比較/一覧】
NFTの始め方④ Openseaにてコレクションを作成
ウォレットがプラットフォームと接続されたら、次はコレクションの作成です。
右上のプロフィールに移動し、「マイコレクション」を選択します。
次に「作成」を押して、新しいコレクションを作成します。
コレクションは、写真フォルダの「アルバム」や「ポートフォリオ」のように使うことができます。
一度コレクションを作成したら、そこに作成したNFTを出品していくことができるようになります。
NFTの始め方⑤ NFTを出品する
コレクションを作成したら、「Add New Item」を押して、最初のNFTをMint(生成)していきます。
NFTをアップロードし、名前を決めます。
次に、プロパティ、レベル、ステータスなどなど、要素を追加することができます。
作成ボタンを押せば完了です。
作成されたNFTはディスプレイ上に表示され、設定した詳細を確認することができます。
NFTは展示用として保管することも、売却することも可能です。
これで出品は完了です!お疲れ様でした!
NFTの始め方⑤-2 NFTを販売する
販売するには、右上の「Sell」ボタンを押します。
OpenSeaで初めて販売するNFTは、出品する前にガス料金を支払う必要があります。
NFTに価格を設定するか、オークションに出品します(最低落札価格を設定することも可能です)。
あとは、コレクターがあなたの作品を手に入れるのを待つだけです。
まだまだ出品して販売設定をしただけです。
あなたが作ったNFTが売れない場合にすべき打ち手は山ほどあります。
下の記事でNFTが売れない場合にすべき戦略を具体的に解説しているので、合わせて読んでみてください。
【具体例3つ】NFTアートが売れない理由とは?売るための戦略公開
【NFTの始め方】動画で学ぶNFTジェネレーティブアートの作り方
次に、CryptopunksやBored Ape Yacht Clubのように数千体から数万体のNFTジェネレーティブアートの作り方を動画を使って解説していきます。
・無料動画で学ぶNFTジェネレーティブアートの作り方
・NFTジェネレーティブアートはOpenseaで出品するべき理由
それでは順番に説明していきます。
無料動画で学ぶNFTジェネレーティブアートの作り方
NFTで大量のコレクションを作成するためには、さすがに手作業では不可能です。
無料で公開されているスクリプトを使って作成していきます。
プログラミングができなくても見様見真似で作成できるので、挑戦する価値は大いにあります。
・レイヤーの作成
・スクリプトのダウンロード
・ジェネレーティブNFTのセットアップ
・ジェネレーティブNFTの作成
順番にみていきましょう。
NFTジェネレーティブアートの始め方①レイヤーの作成
ジェネレーティブNFTは、キャラクターの場合「目のパーツ」「口のパーツ」「肌の色」「背景の色」「耳のパーツ」「タバコや帽子などアイテム」といったパーツをレイヤー毎に作成してプログラムで組み替えて作成します。
例えばパーツの数が4つ、それぞれ10種類あるなら
10 × 10 × 10 × 10 = 10,000通り
のユニークなNFTジェネレーティブアートを作成することができます。
NFTジェネレーティブアートの始め方②スクリプトのダウンロード
次にスクリプトのダウンロードです。
無料で公開されているので、動画の概要欄よりみてみてください。
NFTジェネレーティブアートの始め方③ジェネレーティブNFTのセットアップ
次にコードを調整してあなたの作成するNFT用にセットアップしていきます。
動画をみながら取り組むと難しくないので、英語が分からなければ翻訳しながらみてみましょう。
NFTジェネレーティブアートの始め方④ジェネレーティブNFTの作成
最後に作成したNFTジェネレーティブアートを書き出したら完成です。
作成したNFTアートはそのままOpenseaで出品していきましょう。
前の章で解説した順番に進めていけば出品、販売設定まで完了です。
大量のNFTを作成するのも難しくなく、まだまだ黎明期である仮想通貨やNFT領域なので今挑戦する価値は大いにありますね。
NFTジェネレーティブアートはOpenseaで出品するべき理由
NFTは売買する際に安くないガス代がかかります。
私も最近NFTを購入した際は50ドルから100ドル程度のガス代がかかりました。
もちろん購入する際ではなく、販売する際も同様にガス代がかかります。
ガス代は下記のサイトでリアルタイムで確認することができます。
https://ycharts.com/indicators/ethereum_average_gas_price
はじめの出品時にはガス代がかかりますが、それ以降の出品時にはガス代がかかりません。
NFTジェネレーティブアートを出品するならOpenseaを使うのがおすすめです。
NFT取引におけるガス代の理解、なるべく安く済ませるための方法は下記で解説しています。
→【無料あり】NFTアート取引で掛かるガス代とは?相場と安く抑える方法解説
NFT投資や転売についての解説
NFT投資を始めたい方向けに、関連銘柄の簡単な解説と必要な手順を解説しているので、下記記事を参考に進めてみてください。
また、NFTを転売して稼ぎたい方向けにケーススタディと共に下記記事で解説しています。
どのようにNFTを探せば良いのかも紹介しているので合わせてご覧ください。
→NFT転売は儲かるのか?具体的なやり方を3つのステップで解説
購入方法の手順は下記記事で詳細に解説しています。
→【初心者】NFTの購入方法5つのステップとメリット3つを解説
NFTの始め方完全ガイド~イラスト出品から販売までのまとめ
ここまで、Openseaを使ったNFTの始め方を解説してきました。
連日のように新たなNFTアートが出品されていて、レアなのに価格が安いNFTをみるとついついOpenseaで買ってしまいます。
そして買ったNFTにはなんだか愛着が湧いてくるんですよね。
もちろんコミュニティ機能やAirdropなど恩恵も多く、今後さまざまなコレクションがゲーム化され、SandboxやDecentralandで使えるようになっていくと考えるとワクワクします。
まだNFT売買をしたことがない方は、まずはEthereumを購入しておきましょう。
無料でNFTを手に入れてみたい方は下記記事でNFTのエアドロップについて解説しているので読んでみてください。
運が良ければ生活費くらいは稼ぐことも可能です。
リスクを抑えてEthereumを購入するためには積み立てがおすすめです。
仮想通貨つみたてを運用した結果も公開しているので、ぜひ読んでみてください。