NFTはもう遅いとか、オワコンであるとか、早めに諦めてチャンスはどこにもなかったと思いたい人って結構いますよね。
NFT自体まだまだ市場としても技術的にも黎明期であり、これからいくらでもチャンスがあります。
オワコンではない理由、今後のチャンスを活かす方法まで解説してきます。
目次
NFTはオワコンではない理由
NFTの市場規模は2020年、2021年と一気に成長してきました。
そもそもNFT技術は2014年のカンファレンスで発表されました。
日本で暗号通貨への関心が高まったのがコインチェックの事件が起こった2018年とその前年である2017年。
ビットコイン、イーサリアムやNEMなどをはじめて知ったタイミングが2017年頃の人がほとんどだと思いますが、それ以前からNFTは存在しています。
- 2021年で市場規模が8050億円
- 2022年で4兆円
- 2025年には9兆2000億円
NFTの市場規模は上記のように推移していくと米国の投資会社ジェフリーズは予測しています。
2022年現在でも未だ黎明期であり、日本人はもちろん世界でもNFTを売買したことがある人はほとんどいません。
NFTがオワコンではない理由は下記の3つがあります。
- NFTは今後成長する産業であること
- NFTはjpegの売買ができる技術ではないこと
- オワコン説はどの時代でも騒がれること
順番に説明していきます。
NFTは今後成長する産業であること
NFTの関心が高まった理由は「Crypto Kitties」の成功です。
仮想空間で猫を育てたり売買するゲームで、高い猫だと10万ドル以上で売買される猫も現れました。
Cryptokittiesの販売元であるDapper Labsは「NBA Topshot」を販売し、2億ドル以上の売上を記録しています。
今でこそStepnやAxie InfinityをはじめとするNFTを使ったブロックチェーンゲームを知る人も多くなりましたが、当時は謎の画像に大金を払う人がいることが不思議でなりませんでしたよね。
NFTは成長産業であり未だ法律も追いついていないのが現状です。
市場規模を見ればオワコンかどうかすぐに分かる
例えばテレビ業界などは2016年から2020年にかけて4年連続売上は低迷しています。
テレビ業界の業界規模は2.2兆円であり、すでに2022年のNFTよりも小さいことがわかります。
オワコンと思われるNFTは成長しており、日本では人気の業界であるテレビ業界は低迷、そして市場規模も抜かれます。
簡単な話ですが、成長産業で仕事をすれば勝手に収入は上がりますが、衰退産業で仕事をすれば年収が上がることはありません。
市場をみて自分がいるべき場所を見つけることが大切ですよね。
NFTはjpegの売買ができる技術ではないこと
NFTはブロックチェーンゲームやjpegの売買サイトであるOpenseaなどが注目されますが、そもそも上にのっている画像は重要ではありません。
猿の絵に価値がついていると思われますが、BAYCというコレクションに価値があり、コミュニティやエアドロップ、事業に価値があります。
この辺りは【NFT】猿のアイコンが流行っている背景に何があるのかにて紹介しているので興味がある人は読んで欲しいのですが、NFT技術とjpegにはなんら関係はありません。
NFTの使い道やビジネスへの転用は多岐にわたり、不動産や医療業界、個人IDなど何かを識別し、損なわれることなく価値を追跡することができる技術です。
NFTアートの使い道5つとビジネス利用の可能性で紹介している事例があるので、合わせてご覧ください。
オワコン説はどの時代でも騒がれること
〇〇がオワコンだ〜という言説はいつの時代でも言われます。
オワコンという言葉が登場したのは割と最近ではありますが、勢いのある産業でいつも言われますよね。
日本という国や銀行、風習などがオワコンなのは否定できませんが、NFTやブロックチェーン、クリプトの未来は明るくこれからも次々に新たなサービスが生まれることは間違いありません。
理由は簡単で、VCの資金やシリコンバレーの優秀な人材が流れているからです。
このあたりはNew York Timesに面白い記事があったので読んでみてください。
シリコンバレーで一攫千金を狙う新たな仕事。暗号のスタートアップ
NFTがオワコンではなく、日本がオワコンであることに気付こう
海外ではテレビで当たり前のようにDOGE Coinの価格推移を株と同様に流しています。
日本では芸人やタレントなど専門家ではない人達が経済や世界情勢について意味のない感想を述べている番組がほとんどです。
海外のニュースを見ていると、当たり前のようにクリプトやNFT、ブロックチェーンビジネスに進出するアメリカの大企業のCEOへのインタビューなどが流れてきます。
日本のメディアはプロパガンダを使って日本人を頭の悪いままにしておきたいのか、と思うほど内容が偏っているように思えます。
情報の偏りはテレビ番組などのスポンサーが日本企業なので仕方ないとして、金融やテック関連の情報が少なすぎるのは問題ですよね。
NFTやクリプトの学習は英語ですべき
日本の情報は遅いか、粒度が荒く意味のないものが多いです。
テレビは最新のクリプト情勢を流しても視聴率を取れないので、市場が成熟してから流すようになりますよね。
テレビや新聞、雑誌、本、ネットも含めて日本語の情報はとても遅く、クリプトやDeFi、NFTで金を稼ぐなら情報の鮮度はとても重要です。
NFTやクリプトの情報は英語ですべきで、Google翻訳やDeepLを使えば簡単に読むことができます。
NFTを勉強する方法3つ【英語学習のすすめ】で情報ソースなどおすすめのものを紹介しているので、興味がある人は読んでみてください。