NFTや暗号通貨、ブロックチェーンやPlay 2 Earnといった聞き慣れない言葉がたくさん飛び交うようになりましたよね。
NFTとブロックチェーンは切り離すことのできないものですが、そもそも比べるものではないくらい違いがあります。
基礎的なことですが、解説していきます。
NFTとブロックチェーンの違いとは
NFTとブロックチェーンの違いを解説していく前に、そもそもブロックチェーンとはなんなのか、NFTとはなんなのか理解していきましょう。
- ブロックチェーンとは
- NFTとは
順番に説明していきます。
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンは、分散型でオープンな台帳です。
「2つの当事者間の取引を効率的かつ検証可能で恒久的な方法で記録することができるオープンな分散型台帳」
Wikipediaには上記のように説明されています。
そもそも、2008年にサトシナカモトとされる人物、もしくはグループが暗号通貨ビットコインの取引台帳としての役割を果たすための技術としてブロックチェーンを発明しました。
もともとビットコインは決済手段として発明されましたが、イーサリアムはビットコインの決済に主眼をおいたことによるデメリットを払拭し、プログラムを帳簿として載せる機能が追加されました。
これにより、スマートコントラクトが実装され決済のみでなくdAppsと呼ばれるさまざまなアプリケーションがブロックチェーン技術を使って作成できるようになりました。
(厳密にはビットコインでもdAppsは実装できますが、難易度が高く実用的ではありません。)
ブロックチェーン技術の可能性
http://www.meti.go.jp/press/2016/04/20160428003/20160428003-1.pdf
上記が集中管理システムとブロックチェーンによる分散型台帳の違いです。
ブロックチェーンによって分散化され、複数のシステムによって検証されるため、一部のシステムが停止してもシステム全体の故障を抑制することができます。
銀行など止まってはならないシステムはブロックチェーン技術によって、革新されるのではないかと考えられています。
ただ、現状のブロックチェーンには問題も多々ありまだ現実的ではありません。
ビットコインのプログラムを載せることが難しかった点をイーサリアムが補い、イーサリアムの問題点をAvalancheやSolana、Fantomなどイーサリアムキラーと呼ばれるブロックチェーンがしのぎを削っています。
NFTとは
NFTはプロフィール画像のためのサービスと思われていますが、全くそうではありません。
NFTはブロックチェーン上に記録される代替不可能なデータ単位のことを言います。
今は使われる事例が少ないですが、できることはたくさんあり不動産への利用や医療への利用など開発が進んできています。
NFTとは?簡単に超わかりやすく解説【事例多数】にてNFTについて深堀しているので、参考になるかと。
NFTで売れるものは全てのデジタルデータ【具体例5つ】にてNFTとして販売できるものについて紹介しているので、合わせて読んでみてください。
NFTで実現できることは近未来でサービス化されていく
NFTの未来は明るいと思っています。
短期的には謎に加熱してる画像売買は収束し、本質的なNFT技術を活用したビジネスが生まれてきそうな予感です。
Googleをはじめとして研究される、医療分野でカルテ情報をNFTとして世界の医療機関で閲覧可能になる可能性もあります。
この辺はNFTアートの使い道5つとビジネス利用の可能性にて紹介しているので、合わせてどうぞ。
NFTとブロックチェーンの違いとは
NFTはStepnのようなSolanaブロックチェーンに実装されているアプリで活用されていたり、Ethereumで実装されているアプリで活用されていますよね。
ブロックチェーン上に記録される代替不可能なデータをNFTと言います。
そもそも違いとかの次元ではなく、ブロックチェーン上に記録されている代替不可能なデータのことをNFTとしているので、全く違うものであることが理解できますよね。
NFTとブロックチェーンの違いのまとめ
基本的な情報はほとんどWikipediaで間に合います。
ブロックチェーンやNFTは技術として、市場としても未完成な部分が大きいですが近未来に不可欠な技術であると考えられています。
これから勉強していくことで金を稼ぐにも、人に必要とされるサービスを作るにも不可欠な知識ですよね。
下記リンク貼っておくのでみてみてください。