Metaverse NFT

【関連銘柄一覧】NFTとメタバースの株と仮想通貨を徹底解説

Facebookが社名をメタに変更し、2021年12月期には1兆1000億円の規模でメタバースの開発に着手することを表明しました。

1兆円というのがどのくらいかというと、日本トップ企業のトヨタの年間研究開発費用が1兆500億円です。

Facebookは四半期でメタバースのみへの開発で1兆円を費やします。

これがどのくらいの市場インパクトを及ぼすかは全く想像できませんが、NFTやメタバース、仮想通貨業界が2022年で一気に拡大していくことは見通せるかと。

今回この大きな波をどのように掴むべきか、関連銘柄を具体的に見つつ解説していきます。

 

メタバース、NFTについての概要は下記記事で開設しています。合わせて読むと理解が深まるかと思います。

【メタバース×NFT】関連銘柄から土地活用事例まで徹底解説

 

NFTとメタバースの関連銘柄一覧

 

まず、NFTとメタバースの関連銘柄には3つのパターンがあります。

 

  • NFT・メタバース関連株式銘柄
  • NFT・メタバース関連仮想通貨銘柄
  • NFT・メタバース関連土地NFT銘柄

以上の3つです。

それぞれ特徴があり、予算や目指したいリターン、許容できるリスクに応じて選ぶ必要があります。

それでは早速それぞれ見ていきましょう。

 

NFTメタバース関連銘柄①株式編

個人的には日本株も応援していきたいところですが、UberやAirbnbなどによるシェアリングエコノミーでも日本は規制を厳しくし、業界全体が遅れを取りました。

同様にITバブルの時代でも日本国内でできたことと言えば、ライブドアによる金融、光通信による光回線や携帯販売、サイバーエージェントによる広告代理店業。

 

世界の主要なWeb2.0的なTwitterやFacebook、Googleをはじめとするプラットフォーマーにはなれない業態でした。

その理由は明白で、日本では驚くべきことに2008年まで検索エンジンを作ることを著作権法によって違法としていました。

 

日本では仮想通貨やトークン発行を違法としており、2022年現在換金可能なトークン発行を国内企業が行うと即逮捕されます。

(実はBianceやBybitなど世界大手の取引所も金融庁から認められていません。)

 

既得権益による法規制が厳しい日本では、国内企業がメタバース関連事業において世界で覇権を取ることはまずないと考えています(個人的な意見です)。

以上のことから、本記事ではNFTとメタバースの関連株式銘柄は海外株を中心に解説していきます。

 

  • Facebook改めメタ
  • Microsoft
  • エヌビディア
  • ユニティソフトウェア
  • Apple
  • アルファベット
  • Epic Games

順番に解説していきます。

 

Facebook改めメタ

メタバースが再度注目されるきっかけにもなったFacebookのメタへの改称。

四半期予算で1兆円ものメタバース投資、VRデバイスであるOculus、既存で囲い込んでいる世界最大のユーザー数を誇るInstagramとFacebookという巨大SNS。

巨人がメタバースを開発していくということは、これから世界はメタバースが当たり前の未来になることですよね?

どれほどの規模に拡大していくか、2022年がとても楽しみですね。

 

Microsoft

Microsoftもメタと同様メタバース内でのワークスペースを開発しています。

コロナとZoomによってオンラインでの仕事が当たり前になり、これからメタバース空間での仕事が当たり前になっていくかもしれません。

オフィスが必要なくなり、企業がオフィス維持に支払ってきた費用がメタバースやオンラインでの仕事環境の充実へ費やされていくことも予想できます。

ワークスペースの覇権をメタが取るか、Microsoftが取るか今後の動きに注目です。

 

エヌビディア

エヌビディアは世界最大の半導体メーカーで、ビットコインなど仮想通貨のマイニングやPCゲーム、3DCGソフトの仕様に必要不可欠なグラフィックボードを開発しています。

高機能、高品質なメタバース空間を作るための環境を提供しており、B向けの市場を席巻しているのがエヌビディアです。

現在世界時価総額ランキング8位で今後の躍進にも期待できます。

 

ユニティソフトウェア

Unityは3Dゲーム環境を構築するために使われるエンジンで、世界シェア1位のゲームエンジンを提供しています。

メタバース構築に重要な3D環境は今後さらに需要が拡大していくことが予想されます。

株の購入ももちろんのこと、Unity環境を構築できるエンジニアへの需要もさらに高まることも考えられます。

今までのWeb3.0ではSaaSやWebアプリのエンジニアが特に日本でも需要がありましたが、今後はメタバース空間の構築や3D環境の構築ができる職業が注目されるようになるでしょう。

 

Apple

世界時価総額ランキングトップのAppleもメタバース進出に向け2022年中にVRデバイスを開発しているとのニュースがありました。

日本でもシェアが多いiPhoneと簡単に接続できるVRデバイスが登場すると国内でも話題になることが予想できます。

App StoreでのVRアプリのダウンロードができるようになると今後簡単にアプリへのアクセスが容易になり、メタバースのユーザー数も急速に増加するでしょう。

Apple主導でメタバースアプリが流行すると株価にも良い影響が期待できます。

 

アルファベット

Googleでは2021年から多くの優秀なエンジニアの仮想通貨系スタートアップへ人材流出が話題になっています。

Google副社長がCoinbase社へ転職したこともあり、CEO含め重役たちによる人材流出を抑制するための会議を毎週行われていることもNewYork Timesで明らかになりました。

Google Glassやすでに抱えているユーザー数も考慮するとメタバース進出に向けてどのような一手を打ってくるか期待です。

 

Epic Games

Unityと双璧をなすゲームエンジンであるUnreal Engineを開発しているEpic Games。

実は2021年で大きな話題となった村上隆氏とコラボしてNFTアバターを制作したRTFKTも3D制作にUnreal Engineを使用しています。

フォートナイトやフォールガイズなどゲーム実況でも有名どころのゲームもUnreal Enginが使用されています。

 

NFTメタバース関連銘柄②仮想通貨編

 

NFT、メタバースの投資先として本命は仮想通貨です。

メタバースはWeb3.0の文脈で語られることが多いです。

というのも、メタバースという言葉自体は1992年の「スノウクラッシュ」というSF小説の中ではじめて登場しました。

それから2000年代の「Second Life」というゲームで経済、社会、コミュニティを軸とするメタバース空間はすでに実現済です。

 

現在話題になるメタバースはWeb2.0の文脈で企業に独占されてきたプライバシーと個人情報、権利を全てのユーザーが保有し、守ることができるWeb3.0が主軸となっています。

 

企業の株式に投資する = Web2.0へ投資する

仮想通貨に投資する= Web3.0に投資する

という図式を考慮すると、仮想通貨やNFTへの直接投資が本命だと考えられます(投資助言ではありません)。

 

  • Ethereum
  • Solana
  • Matic
  • Binance Coin

順番に説明していきます。

 

Ethereum

Ethereumは現在コントラクトの大半をNFT取引で使われています。

いわば、「Ethereumを購入する=NFTやメタバースへ投資する」といった状況になっています。

 

現状ガス代がかなり高く、1回のトランザクションで1万円以上掛かることも珍しくありません。

今後ガス代の改善やさらなるアプリが開発されたり、メタバースが発展していくことで価値が上がることが考えられます。

メタバースやNFTにおいて本命の仮想通貨がEthereumです。

 

Solana

2021年に100倍銘柄として一気に注目を浴びたSolana。

2021年の主要な動きとしてはDefiとNFTアプリの取引額が急激に拡大したこと。

その中でSolanaブロックチェーンでもDefiやNFT販売プラットフォームが開発され、多くのユーザーへSolanaブロックチェーンを使う機会が提供されました。

Ethereumよりも手数料が低く、高速なトランザクションを可能にするSolanaブロックチェーンが注目されたった1年間で100倍のリターンが実現しました。

 

ブロックチェーンの開発が進み多くのアプリの開発がされると仮想通貨の価値が急激に増える事例は多くあります。

今後もSolanaの動きは要注目です。

 

Matic

実は世界最大のNFTマーケットプレイスのOpenseaでも使われているMatic。

Solanaと同様、2021年はDefiの動きが活発で1年間で122倍価格が上がり、100倍銘柄となりました。

Openseaでもガス代がほぼ0円に近い価格で簡単に出品されることから、実装され使われています。

 

未だ価格は280円ほど、時価総額も1.8兆円で15位ほどです。

今後のアプリ開発次第で2022年も大きな躍進が期待できます。

 

Binance Coin

世界最大の仮想通貨取引所であるBinanceの通貨であるBNBも外せません。

規模としてはコインチェックの100倍以上の取引高があるBinance。

DefiやOpenseaにアクセスしたり、さまざまな仮想通貨を購入するために今後もユーザー数が伸びることは期待できます。

 

Binanceは独自でBinance Smart Chainというブロックチェーンを運用しており、そこではBNBがガス代として使われます。

未だ日本での仮想通貨ユーザー数は1.64%ほど、世界でも2%ほどと言われています。

仮想通貨自体のユーザーの伸びに比例してBNBの価値高騰も期待できますね。

 

NFTメタバース関連銘柄③土地NFT編

NFTメタバース関連銘柄として大本命なのが土地NFT。

メタバース上の土地は購入数に限りがあります。

 

一番小さい土地は現在数百万円で取引されており、広さや立地によって数億円以上で取引されるものもあります。

今後土地開発され、利用者数や収益によってより高値で売買されるものも多く見られるようになると考えられます。

 

主要な土地NFTは下記の通りです。

 

  • MANA(Decentraland)
  • SAND(Sand Box)

それぞれ順番に説明していきます。

 

MANA(Decentraland)

上記はサムスンがDecentoralandに新規オープンしたツイートです。

メタバース内でNFTとして購入した衣類は後日家に実際に届くなど、仮想空間だけのメタバースではなくリアル世界との取り組みも多くより生活に根付くような動きが活発です。

後述するSand Boxと比べるとより現実に近い世界観です。

 

該当広告があったりファッションストリートが作られたり、実際に開発するのも生活して遊ぶのも楽しめるかと思います。

 

メタバース内でゲームとして遊ぶだけでなく、銀行が開設されたり仮想通貨取引を行うユーザー向けにPwCによる財務コンサルティングなどさまざまなサービスを受けることもできるようになると、より土地NFTの価値が拡大していくことが期待できます。

 

SAND(Sand Box)

Sand BoxはDecentralandと比べるとLow Polyでマインクラフトに近い世界観です。

香港のような街並みがあったりアドベンチャーゲームのような街並みがあったり、見ているだけでも楽しめます。

 

世界的に有名なラッパー兼プロデューサーのスヌープドッグがライブをしたり、スヌープドッグの隣の土地が5000万円で販売されたりとアーティストとのコラボでも話題がつきません。

 

Coincheckも土地を購入しており、Coincheckサービス内でSandBoxの土地NFTの購入も可能です。

両巨塔であるDecentralandとSandboxのどちらもそれぞれ世界観が異なりますが、今後企業の進出やサービスの拡充など価格が高騰することが期待できます。

 

NFTメタバース関連銘柄に投資する方法3つのステップ

株式に関してはただ株を購入するだけなので、割愛します。

ここからはNFTメタバースの本命関連銘柄である土地NFTに関してどのように投資すれば良いのか3つのステップで解説していきます。

 

  1. Coincheckに登録してEthereumを購入する
  2. MetamaskにEthereumを送金する
  3. Openseaで土地NFTを購入する

順番に説明します。

 

Coincheckに登録してEthereumを購入する

まず、NFTを買うためにはEthereumが必要になります。

購入を考えているNFTをOpenseaで探し、その価格とガス代のEthereum分をCoincheckで購入します。

 

ガス代は大体1万円~2万円ほど掛かるので、「NFTの価格 + ガス代1万円~2万円」ほどが必要になります。

OpenseaでNFTを探しつつ、Coincheckのアカウント開設とEthereumの購入を進めていきましょう。

 

コインチェック公式サイト

 

MetamaskにEthereumを送金する

次にMetamaskにEthereumを送金します。

Metamaskは仮想通貨を管理、売買する際に必要な財布です。

Metamaskが一つあればさまざまなブロックチェーンアプリやゲーム、Defiなど仮想通貨の運用をはじめ全てのことができるようになります。

 

ChromeやApp Storeで無料でダウンロードすることができるので、下記リンクからPCやスマホに入れておきましょう。

 

◾️Chrome拡張機能版
https://chrome.google.com/webstore/detail/metamask/nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn?hl=ja

◾️App Store(iPhone)
https://apps.apple.com/jp/app/metamask-blockchain-wallet/id1438144202

◾️Google Play(Android)
https://play.google.com/store/apps/details?id=io.metamask&hl=ja&gl=US

 

Openseaで土地NFTを購入する

Metamaskに送金が終わったらいよいよOpenseaでNFTを購入していきます。

https://opensea.io/ に入ったらまずは右上のWalletマークからMetamaskと接続します。

 

接続を終えたら「Decentraland」や「Sand」と検索しましょう。

それぞれの土地NFTが検索結果に出てきます。

Opensea内にも詐欺師はいるので、必ず公式のチェックマークがついているアカウントを探しましょう。

欲しいNFTがあったらそのまま購入すれば完了です。

転売しても良し、自分で土地を開発するのもokです。

 

メタバースとNFTの世界を楽しんでください。

 

NFTメタバースの未来予測

まだまだ日本では1.64%、世界でも2%ほどしか仮想通貨ユーザーはいません。

 

それでもブロックチェーンゲームのAxie Infinityがゲーム業界世界5位の時価総額(トークン総発行時の時価総額)を記録したり、NFT業界の市場規模が2021年で1.5兆円を突破するなど急速に市場が拡大しています。

仮想通貨ユーザー数とインターネットユーザー数で比較するとインターネット黎明期であるサイバーエージェントやライブドアが創業したばかりの1997年と同程度です。

 

現在知られていないようなIT関連の企業経営者の多くは売却などから数億円以上のリターンを獲得しています。

今後のNFTやメタバースの拡大と同時に少しでも仮想通貨やNFT、メタバースへの投資をしているとインターネット黎明期と同様数億円以上のリターンを得ることも難しくはないのではと考えています。

 

※投資は自己責任で行ってください

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