今メタバースが注目されていますが、Facebookが100億ドル以上を研究開発に投じるといった巨大なマネーが流れ込んでいることが大きな理由です。
こういった流れの中に入ることで、大して技術力などがなくてもまとまったお金を稼ぐことが可能です。
今回はメタバースやメタバースゲームで稼ぐ方法を9つ紹介していきます。
目次
メタバースで稼ぐ9つの方法
メタバースで稼ぐのは、基本的に現実の世界と同じです。
価値のある物を売ればお金を稼ぐことができますよね?
メタバース空間で価値のあるものを作成して販売することでお金を稼ぐことができます。
一覧としては、下記の通りです。
- NFTを作って稼ぐ
- メタバースの土地を使い不動産で稼ぐ
- メタバース内の広告業
- デジタルファッションブランドを構築して稼ぐ
- メタバース内で教育ビジネスをする
- Play to Earnゲームで稼ぐ
- イベントを開催して稼ぐ
- 旅行・ツアーで稼ぐ
- メタバース内でビジネスを展開する
順番に紹介していきます。
NFTを作って稼ぐ
DecentralandやThe SandboxといったWeb3レイヤーに構築されたメタバースサービスでは全ての決済が暗号通貨によって行われます。
また、メタバース内のあらゆるアイテムはNFT化されています。
ゲーム内で利用できるNFTアイテムを作成すれば、メタバース内で物販ビジネスが可能です。
NFTの稼ぎ方には下記3つがあります。
それぞれ詳細に別記事で紹介しているので、合わせて読んでみてください。
メタバースの土地を使い不動産で稼ぐ
メタバースは新たな仮想「世界」であり、土地の購入は大きなレバレッジを生み出します。
メタバース内で土地を抑えておくことで、人に貸すこともビジネス利用でも、様々なことが実現できるようになります。
メタバースの土地転売
メタバースの世界にある土地は、数が限られています。
これは現実の土地とも同様ですよね。
数が限られているということは希少性を生み出しますし、立地や条件の良い土地は高値で売買されます。
メタバースの土地は全てNFT化されており、Openseaなどで簡単に売買が可能です。
下記でNFTの購入方法を解説しているので合わせてご覧ください。
→【初心者】NFTの購入方法5つのステップとメリット3つを解説
メタバース内の建築デザイン
メタバースの土地は購入しただけで終わりではありません。
建築デザインをし、実際に開発して利用できるように手を入れていく必要があります。
メタバースの土地開発に必要なスキルは3DCGやUnity、Unreal Engineのようなゲームエンジンを利用した3DCG関連の技術です。
Youtubeでも無料で公開されているチュートリアルが豊富にあるので、学習しておくと今後仕事が増えるスキルになるでしょう。
メタバースの土地管理
実際に開発した土地に利用価値がつくと、メタバースの住人たちが遊びに来ます。
メタバース内でゲームができる施設やNFT博物館、カジノやファッションストアなど色んな用途が考えられますが、こういった場所には管理者が必要になります。
仮想通貨を使った金銭のやりとりや、利用者のコミュニティ管理、バグや挙動のチェックなどですね。
メタバースの土地は開発して終わりではなく、管理者が必要になります。
NFTプロジェクトでも同様ですが、Discordを使ってユーザーとコミュニケーションが取れるコミュニティマネージャーの仕事はメタバース内でも主要な稼ぐ方法となります。
メタバース内の広告業
渋谷の交差点にあるサイネージと同様、メタバース内で人が集まる場所を作りことができると広告業を行うことができます。
特にメタバースに今集まっている人はイノベーター気質のある人が多く、そういった人への求人やサービスの告知などがシナジーが高いでしょう。
メタバースは言語関係ない分、全世界向けの仕事で稼ぐことができます。
営業をして広告主を集めることができれば、土地を保有している人とのマッチングビジネスも可能ですね。
メタバース内の広告代理店は現状世界でみてもほとんどいないので、ブルーオーシャンのビジネスになります。
デジタルファッションブランドを構築して稼ぐ
メタバース内でアバターは、その人自身のアイデンティティを示す物であり、すでにGucciやNike、AdidasやPradaをはじめ多くのファッションブランドが参入していきています。
デジタルファッションに特化したハイブランドを構築しても良いし、スニーカーに特化したブランドでも良いですよね。
販売はSolidityなどブロックチェーン系のプログラミング言語でECを作成し、NFTで販売します。
もちろんこうしたWeb3系に対応したEC構築や販売のマーケティングに関してもメタバースで金を稼ぐためにとても重要です。
実際にブランドを構築しながら学んでいくと、相乗的にメタバースで稼ぐスキルが付きますね。
メタバース内で教育ビジネスをする
メタバースではVRデバイスを利用することで、リアル世界と変わらない体験をすることができます。
トヨタでもVRを用いた車整備の社内教育を導入していますが、社内教育パッケージをメタバースで販売する事例が増えてくるでしょう。
今までは教育をする講師などを雇って行うのが当たり前だった業界が、デジタル化していくことで一気に転換していく可能性は大いにあります。
面接の教育や医療シミュレーション、スポーツや技術職など多くの教育現場がメタバースにシフトしていくことができる場を構築すると、大きなビジネスチャンスに繋がります。
Play to Earnゲームで稼ぐ
Play to Earnはその名の通りゲームで遊んで稼ぐという意味です。
そのままゲームで遊んでゲーム内通貨を稼ぐAxie Infinityや、歩いて稼ぐMove to EarnのSTEPNなどが有名です。
実際にSTEPNではNFTシューズを購入して履いて歩くことで10分で4000円~5000円ほど稼げます。
Play to Earnに興味がある人は下記ページでどのようにして遊んで稼ぐのか解説しているので参考にしてみてください。
→【動いて稼ぐ】SolanaアプリSTEPNの使い方と稼ぎ方を徹底解説
イベントを開催して稼ぐ
メタバースでは、有名なラッパーのSnoop doggやジャスティンビーバーなどがライブをしています。
有名なアーティストをブッキングしてメタバース内のライブ会場に人を集め、参加費を仮想通貨で決済してイベントを開催することで稼ぐことが可能です。
現実のライブと異なり、人はメタバースのサーバーが許容できる範囲ならいくらでも集めることができますし、対象は全世界のファンですよね。
ライブイベントでも良いし、DJイベントでもクラブでもなんでも稼ぐことが可能です。
旅行・ツアーで稼ぐ
メタバースに初めてくる人に対してツアーをやっている人は多くいます。
メタバース内には東京であったり、原宿、世界の観光地が次々に建築されています。
そういった場所にはじめてやってくる人を集め、観光ツアーを組むこともできますよね。
まだまだメタバースを案内できる人は稀で、他言語を話すことができるなら全世界向けにビジネスを展開することも可能です。
メタバース内でビジネスを展開する
メタバースで土地を開発し、施設を作成できると入場料や利用料をとってビジネス展開することが可能です。
例えば、Decentralandではカジノが運営されており1日に6000人ほどが利用しています。
ビジネス展開をしてある程度安定したあとは、NFT化された土地を転売して事業売却をすることも可能ですよね。
デジタルである分、参入にまとまった資金は必要ないので現実で店舗を必要としたビジネスを展開するよりもメタバースで展開する方が容易かもしれませんね。
https://www.coindesk.com/tech/2022/02/03/whos-using-the-metaverse-poker-players-in-decentraland/
メタバースでどのくらい稼ぐことができるのか
前項で紹介したカジノを例にして考えてみましょう。
1日あたり6000人がメタバースカジノを利用しています。
1人あたり1万円を限度に遊んだとしても、流通総額が1日6000万円になります。
80%がバックされて20%が運営に残ると考えると、1日の粗利益が1200万円になります。
もちろんここまで大きなビジネス展開ができないとしても、毎日ユーザーが100分の1の60人くるだけで1日粗利益で12万円残ります。
これで月360万円ほどメタバース内で稼ぐことができますよね。
もちろんここまで簡単には行きませんが、第二の世界として全世界のユーザーが遊びにくるメタバースには現実世界と同様のビジネスチャンスがあり、メタバースでのビジネス構築はほとんどの人にとって初めての経験です。
全ての人が同じスタートラインから始める、歴史的にも珍しいタイミングですよね。
今メタバースにチャンスがあることは明らかなので、まだメタバースに行ったことがない人は下記記事にて始め方を解説しているので一度体験してみることをおすすめします。