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NFTはなぜ批判されるのか【ゲーム業界がアンチNFTである理由】

NFTはなにかと批判されがちです。

 

環境問題であったり、詐欺、マネーロンダリングに使われるなど批判はよく見られますよね。

 

では、なぜ批判されるのか核心はなんなのか考察していきます。

 

NFTはなぜ批判されるのか

さまざまな業界からNFTに参入しようとする企業が増えてきている昨今。

 

特に最近ではアメリカの巨大音楽イベントであるコーチェラがライフタイムパスをNFTで販売し話題になりました。

 

コーチェラのように大いに盛り上がるNFTへの参入もあれば、盛大に批判され撤退を余儀なくされる例もよく見られますよね。

 

特に批判が大きいのがゲーム業界です。

 

なぜNFTはゲーム業界から嫌われるのか、考えられる理由は以下の3つです。

 

  • クリエイターへの支援感が薄い
  • 従来のプレー環境から変わることへの拒否感
  • 無料プレイであることから課金文化がないユーザーからの批判

 

順番に見ていきましょう。

 

クリエイターへの支援感が薄い

音楽業界では比較的批判が少なく、ゲーム業界ではNFTへの参入を発表するだけで批判にさらされます。

 

なぜこのような違いが生じるのでしょうか?

 

理由の1つは、クリエイターへの支援感の薄さです。

 

音楽業界のNFTを購入するユーザーは個人のクリエイターを応援する気持ちで購入したり、クリエイターが発売するデジタルアイテムをファンが購入することから所有感を味わうことができます。

 

対してゲーム業界が発売するNFTは、すでに巨大企業となったゲーム開発会社にさらに資金が集まることになり、ユーザーからすると「さらに金儲けをさせることになる」感情へつながりますよね。

 

  • 音楽業界→個人への支援
  • ゲーム業界→企業の売上に貢献

 

楽しいゲームをプレイしたいのであって、売上に貢献した意識はユーザーにはありません。

 

NFTによって金の流れがより見えることになったことから批判が殺到するに至っていると考えられます。

 

従来のプレイ環境から変わることへの拒否感

NFTとゲームの相性はよく、Play 2 EarnとしてAxie InfinityやCrypto Kittiesなど多数の成功したNFTゲームが登場しています。

 

NFTをゲームに組み込んだ構想のほとんどは、アバターのNFT化やゲーム内の貴重なアイテムのNFT化です。

 

今までNFTとしてゲーム内で売買することなどなくプレイできたものがNFTが組み込まれることにより、従来できていたことができなくなることへの拒否感が生まれます。

 

例えば、音楽イベントのコーチェラの場合は高額オプションとして「永続的なコーチェラ入場チケット」がNFTとして販売されました。

 

決してコーチェラで購入する全てのものがNFT化されたわけではありません。

 

部分的なオプションとしてのNFTと、ゲーム内全てのNFT化ではまた話が違ってきますよね。

 

人は変化を嫌うので、今まで快適にプレイできていたものがNFTが組み込まれることによるUXの低下を生じさせることへの批判を生んでいます。

 

無料プレイが一般的であり課金文化がないユーザーからの批判

ApexやFortniteなどスキンやキャラが有料ではありますが、プレイすること自体は無料であるゲームが一般的ですよね。

 

しかし、ブロックチェーンゲームは開始時にNFTを購入することが多く、初期費用が10万円を超えるものも多く存在します。

 

そういった背景から、プレイ自体ができないのではと考える無課金ユーザーからのNFT批判は顕著です。

 

一方、音楽業界ではライブイベントへの参加はもちろん有料であり、Tシャツやお土産など課金文化が定着しています。

 

ユーザー数を増やすことを目的とし無料でプレイできるゲームと、課金が当たり前の音楽業界では背景が違いますよね。

 

今まで培われてきた文化が邪魔をし、NFT批判に繋がっていると考えられます。

 

NFTへの批判は今後どのように変わるか

マネーロンダリングや詐欺に使われる、など犯罪を助長する意見は全ての新たなテクノロジー批判において上等文句のように使われます。

 

日本ではいまだにAirBnBで宿泊することは犯罪に自分の家が使われる、Uberで車を強盗されるのでは、と考える人がいるほどです。

 

インターネットが新たな特殊詐欺を生んだ、などという批判は今では的を得ていませんが、「有識者」的な人からインターネット黎明期にはそういった批判が多く出てきていました。

 

NFTへの批判も時間と共になくなるはず

日本で暗号通貨が有名になったのはCoincheckの事件の少し前、テレビCMを毎日のように放映していた時期です。

 

芸能人などテレビに出る人からも億り人が生まれるなど、一般的に「仮想通貨」や「ビットコイン」という言葉が広まりましたよね。

 

当時から暗号通貨は詐欺、架空のコインを買うことはポンジスキームなどと言われていました。

 

しかし、今ではdAppsとしてNFTゲーム、DeFiなどアプリケーションが登場し、一部の人のインフラとして機能していますよね。

 

インターネットを詐欺と言っていた人がいたように、暗号通貨を批判する人も少なくなっていきます。

 

同様にNFTがインフラとして活用されるようになるにつれ、一般の批判が減ることは容易に予想されます。

 

NFTアートの使い道5つとビジネス利用の可能性でも解説しているように、NFTの活用はまだまだ途上です。

 

確かにNFTには【問題点】NFTアートは環境に悪いのか7つの問題点を考察でも取り上げたように問題点は多く存在します。

 

しかし時間と共に解消されていくのがテクノロジーであり、そのスピードは2000年代の比ではありません。

 

今のうちにNFTに参入して黎明期を楽しむか、懐疑的に見て批判するかは当人次第ですが、参入して楽しんだ方が未来を楽しめますよね。

 

NFTをはじめたい人は下記記事からどうぞ。

 

NFTアートの作り方ガイド【初心者でも今日からできる】

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