仮想通貨、特にDeFiで資金を運用している人ならほぼ全ての人が触ったことがある「Uniswap」。
Uniswapは、AMM(Automated Market Makar)=自動マーケットメーカーという銀行のように中央に管理者がいなくても「コインの交換」ができるサービスです。
コインの交換の際に手数料を取るビジネスモデルですが、すでに手数料収入が月に100億円を超えています。
上記のグラフの紫がUniswapの手数料収入ですね。
メルカリの直近の売上高が年間1000億円ほどなので、Uniswapはすでにメルカリと同様ユニコーン級の規模に成長しています。
Uniswapはイーサリアム上で動くコインの交換や運用ができるサービスです。
人口に対する仮想通貨保有率、日本は1.6%で全世界70位。
ロシアは約12%で2位、アメリカは約8%で5位。2018年くらいまでは日本は上位だったが不透明な情報と政府が仮想通貨をバックアップしない姿勢により何だか危ないものとみなされこうなった。
日本はどうなるのDAO !#metaverse#blockchain— 松浦勝人 (@maxmatsuuratwit) December 11, 2021
未だ日本で仮想通貨保有ユーザー数は1.6%ほどなので、Uniswapを知っている人はその10%だとしても人口の0.1%ほどでしょう。
Web2.0として世界を席巻したGAFAから今後NFTやメタバースをはじめとするWeb3.0が世界へ浸透してくるとFacebookがMetaへ名称変更をしたことからも分かりますよね。
Uniswapはアメリカの大手投資会社であり、AirbnbやFacebookに初期に投資したa16zなどから11億6200万円の資金調達をしています。
NFTやメタバース銘柄であるイーサリアム。
そのイーサリアムブロックチェーン上の主要な銀行であるUniswapも同様にさらに成長していくことが考えられます。
多くのユニコーン企業が生まれるブロックチェーン業界
ブロックチェーン業界では驚異的な速さでユニコーン企業が生まれています。
NFTのマーケットプレイスであるOpenseaでは、2021年8月の流通総額は約3650億円を超えました。
メルカリは2021年6月の2Q(4月から6月)の流通総額が1970億円と公表されており、Openseaは一月でメルカリの3ヶ月分の流通総額を誇っていることがわかります。
2021年の7月にUniswapと同様、有名投資会社a16zから110億円の資金調達をしており、時価総額1600億円のユニコーン企業に仲間入りしました。
この時点でOpenseaの月間アクティブユーザー数は22万人ほどしかいません。
対してメルカリは2021年9月の月間アクティブユーザー数は2000万人を超えています。
Openseaは全世界で利用される多言語対応しているサービスですが、ユーザー数はメルカリと100倍の差があります。
さらなる成長が期待でき、ユーザー数の伸びと同様イーサリアムの価格の成長も考えられるでしょう。
個人的には2022年が仮想通貨の新たなバブルが発生し、これ以降どのような動きがあるか楽しみです。
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