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【最高額75億円】NFTアート高額落札ランキングTOP10

2021年はNFTアートに大きな注目が集まった年でした。

75億円という高額で落札されたNFTアートもありましたね。

高額で落札されたNFTアートをランキング形式で紹介していきます。

 

  • NFTアートの高額落札ランキングTOP10
  • NFTアートが高額で落札されるのか理由を考察

上記2つのトピックについて紹介していきます。

 

NFTアートがどのようなものかよくわかっていない方は、下記記事にて事例を出しつつ解説しているので合わせて読むと理解が深まるかと思います。

【事例多数】NFTとは?簡単に超わかりやすく解説

 

【75億円も】NFTアート高額落札ランキングTOP10

12歳のNFTアートが1800万円売れたり、14歳が10時間で1億円以上の売上を作ったり、話題に尽きないNFTアート。

 

少し変わった事例と売れた理由に関する考察は下記記事にて解説していますので、合わせてご覧ください。

【小学生が1800万円】 NFTアートが売れた事例5つと売るためにすべき3つのポイント

 

  • XCOPY – Right-click and Save As guy
  • Beeple – Crossroad
  • CryptoPunk #8857
  • Ringers by Dmitri Cherniak #109
  • CryptoPunk #7804
  • CryptoPunk #3100
  • CryptoPunk #4156
  • CryptoPunk #7523
  • Beeple – Human One
  • Beeple – Everydays: The First 5000 Days

それぞれ解説していきます。

 

10位 XCOPY – Right-click and Save As guy

3年前の2018年12月6日に作成されたこのNFTアートは、75億円の売上を記録したBeepleのNFTアートであるEverydaysのオークション直後にBBC World Newsで取り上げられました。

 

最初は90ドル(1ETH)、次に@2yeahyeahにより174,195ドル(99ETH)で購入され、その後Cozomo de' Mediciにより$6,135,536 (1,600 ETH)で購入されました。

 

9位 Beeple – Crossroad

「NFT」が広く報道される前に、Beepleの作品「Crossroad」は2020年の大統領選を取り巻くミームとして話題になりました。

2020年10月30日に作成されたこのNFTアートは、有力なコレクターであるパブロ・フライレに66,666ドル(4,400 ETH)で売却されました。

 

2020年の大統領選を反映して制作されたこの作品について、ビープルは「どちらが大統領になるかによって、複数のバージョンを用意していた」と語っています。

 

8位 CryptoPunk #8857

CryptoPunksは最も古いNFTアートコレクションです。

その中でも88体しか存在しないゾンビ型は特に珍しく、価値が高いとされています。

 

NFTコレクターであるKeyboard Monkeyによる1日で2倍の価格でのCryptoPunks転売が話題となり、$6,630,000 (2,000 ETH)とかなり高額な価格がつきました。

 

7位 Ringers by Dmitri Cherniak #109

Dmitri CherniakのNFTアート「Ringers」は、最も有名なジェネレーティブアートのコレクションの1つです。

Ringersは2021年に開始されたプロジェクトで、2次販売により1億ドル近い取引高を記録しました。

$7,117,908 (2,100 ETH)で落札されました。

 

ジェネレーティブアートとは、プログラムによって生成され他抽象的なアート作品です。

下記でジェネレーティブアートの作成方法を解説している動画を載せているので興味がある方は読んでみてください。

【無料動画】NFTの始め方5つのステップ~イラスト出品から販売まで

 

6位 CryptoPunk #7804

先ほどゾンビ型のCryptoPunksが特にレアで高額で取引されていることを紹介しましたが、同じくエイリアン型も特に高額で取引されています。

2021年3月11日に2件のエイリアン型CryptoPunksが取引されました。

 

取引当時750万ドル相当の4,200ETHで購入され、2021年末で換算すると1,700万ドル近くになります。

 

5位 CryptoPunk #3100

CryptoPunk #3100は、2番目に高額なCryptoPunksの販売でした。

非常に珍しいエイリアンCryptoPunksの売却でもありました。実はこれが2021年最後のCryptoPunksの売却でした。

 

理由は大手オークションであるサザビーズのCryptoPunk #7523のオークションまで、他のCryptoPunksの売却がなかったからです。

CryptoPunks#3100は$7,570,000 (4,200 ETH)で取引されました。

#7523の高額取引については3位の項目で紹介します。

 

4位 CryptoPunk #4156

2021年の中でも特に重要なCryptoPunkのトレードであったCryptoPunks #4156。

有名なNFTインフルエンサーである「@punk4156」のTwitterアイコンとして有名で人格と同義になっていたため、このCryptoPunks#4156の売却によってNFTの一時代の終わりだと話題になりました。

 

この高額落札をきっかけに、年末にかけてCryptoPunksの価格が下落しました。

$10,279,800 (2,500 ETH)で落札されました。

 

3位 CryptoPunk #7523

CryptoPunk #7523 はフェイスマスクをしているエイリアン型である特徴から「COVIDエイリアン」として有名です。

CryptoPunksコレクションの中でも最も高額な$11,754,000 (4,700 ETH)で売却されました。

 

6月に開催されたサザビーズのNatively Digitalオークションの一部として行われたため、実はブロックチェーンには反映されていません。

この売却はNFTアート業界に大きな貢献をし、NFTアートが世の中へ認知されるきっかけにもなりました。

 

2位 Beeple – Human One

大手オークションであるクリスティーズに出品されたNFTアート「Human One」。

世界で最も有名なデジタルアーティストであるBeepleによる作品です。

 

11月9日に行われたクリスティーズ21世紀イブニングセールに出品され、$28,985,000 (4,700 ETH)で落札されました。

Beepleのインタビューでは、「多くの人がNFTアートを勧めてきたことで存在を知り、匿名のNFTコレクターと連絡を取り、入門書を受け取った」「NFTアートによって100%人生が変わった」と話しています。

 

デジタルアートではあるものの、フィジカルアートとして作成されており、時間経過によって映像が変化します。

1位の世界で最も高額で落札されたBeepleの作品であるEverydaysに次ぐ高額落札になりました。

 

クリスティーズのインタビュー記事が公開されているので、興味がある方は読んでみてください。

https://www.christies.com/features/Beeple-gets-real-with-human-one-11940-7.aspx

 

1位 Beeple – Everydays: The First 5000 Days

 

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BeepleのEveryday The First 5000 Days。

この作品によって「NFT」という言葉が世界中に知られるきっかけにもなりました。

 

3DCGアーティスト、VJとしてTwitterとInstagramで5000日間欠かさず毎日新たな作品をアップロードし続けてきたBeeple。

次第にファンが増え、ルイヴィトンのプリントを作成したりInstagramのフォロワーが100万人を越すなど世界で最も有名なデジタルアーティストになりました。

 

子供が生まれる時にはちょっと適当なアートをアップロードしたり、はじめは手描きだったり、Beepleの半生が詰まったNFTアートです。

世界で最も高額なNFTアートとして、75億円($69,346,250 (38,525 ETH))で落札されました。

 

Beepleがデジタルアートに取り組んできた話や、NFTアートについてインタビューで語っているのでぜひ読んでみてください。

 

https://www.christies.com/features/Monumental-collage-by-Beeple-is-first-purely-digital-artwork-NFT-to-come-to-auction-11510-7.aspx

ランキング、価格はhttps://nftnow.com/lists/top-10-nft-sales-2021/ より引用

 

NFTアートが高額で落札される3つの理由

  • Memeを含んでいて話題性があること
  • コレクション要素があること
  • コミュニティ参加権があること

NFTアートが高額で落札される理由は様々ありますが、上記3つのポイントは外せません。

順番に説明していきます。

 

Memeを含んでいて話題性があること

CovidエイリアンPunksのように、「エイリアンである」ことと2020年から2021年世界で蔓延しているコロナとMemeとレアな要素を含んだCryptoPunksは10億円以上と高額で落札されました。

 

時代を象徴するミームの要素が大きな話題を呼んだことは確かですね。

 

最近ではおじさんの顔写真をミームNFTにすることが流行したり、いち早く波に乗ることは話題性を作り、売れるNFTアートを作るためにとても重要です。

2020年から2021年で時代はDefiからNFTに移り、2022年はDAOに移っていくと考えられています。

 

今の時代、TiktokやInstagram、Twitterで発生するミームによって多くのことが左右されます。

なんの意味も持たない柴犬コインやDoge Coinの価格高騰も同様ですね。

とにかく早く、波があれば乗ることを意識してNFTアートの波を捉えていきましょう。

 

DAOについて詳しく知りたい方は、Web3.0について理解する必要があります。

下記記事にてWeb1.0からWeb3.0の時代背景と歴史から紐解きつつ解説しているので読んでみてください。

Web3.0とは何か?わかりやすくWeb2の歴史から紐解き徹底解説

 

コレクション要素があること

高額で取引されるNFTアートはほとんどが数千体や10,000体のコレクションです。

コレクションであることで、その中でもレアなゾンビの個体やエイリアンの個体に価値がつくわけですね。

 

12歳で1800万円の売上を作ったWeird Whalesもはじめは40体のコレクションでした。

あまり売れ行きがよくなかったことから、3350体のコレクションを作ったところ、レアリティ要素も付加され話題になりました。

 

コレクションであることはNFTアートが高額で取引される上で大切な要素ですね。

 

コミュニティ参加権があること

Bored Ape Yacht Clubに代表されるコミュニティ参加権はNFTアートが高額で落札される大きな要因になります。

 

NFT保有者限定のリアルでのイベント参加権や、同じBAYC保有者であるフォロワー1000万人を超えるような著名アーティストやスポーツ選手と直に会うことができるのです。

 

中には持っているランボルギーニを売ってBAYCを買った人もいました。

単に金を持っているだけでは味わえない特別な経験やコミュニティ機能はコレクションの価値が上がる要因になります。

 

2022年もNFTアートの高額落札は続くのか?

正直なところ、分かりません。

しかし、実際に1月に入ってからGucciの参入やウォルマートがNFTやメタバース関連の商標登録を進めていたり、これからも大きなニュースは続きそうです。

 

ITバブルのようにはじける可能性も大いにありますが、依然として高額での取引は毎日のように起こっています。

2021年でNFTアートの市場規模が一気に1.5兆円に膨れ上がったように10年、20年に一度の大きな波であることは確かです。

 

まずNFTアートの売買には仮想通貨のEthereumが必須です。

リスクが気になる方はEthereumの少額での積み立てから始めることもおすすめです。

 

積み立ては簡単に始めることができるので、興味がある方は下記記事からみてみてください。

【おすすめ銘柄】仮想通貨積み立てを2年放置した結果

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