注目のメタバースの中でも本命はWeb3レイヤーに構築されたものです。
中でもDecentraland(ディセントラランド)とThe SandBox(ザサンドボックス)は特にユーザー数も多く、企業の参入もあり盛り上がっています。
今回は初心者向けにDecentralandの始め方と遊び方を画像を交えて解説していきます。
そもそもメタバースとはなんなのか知りたい方は下記リンクも合わせてご覧ください。
メタバースとは何かできることをわかりやすく解説【仮想通貨・Web3が重要】
目次
始め方の前に…そもそもDecentraland(ディセントラランド)とは?
Decentraland(ディセントラランド)とは、イーサリアムブロックチェーンで作られた仮想空間ソフトウェア、メタバースです。
ブロックチェーン上、要するにWeb3レイヤーに構築されたメタバースなのですが、仕組みを説明すると長くなるのでWeb3について詳しくは下記でまとめているので合わせて読んでみてください。
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Decentraland(ディセントラランド)はWeb3に構築されている→流動性がある
Decentraland(ディセントラランド)はWeb3に構築されているということは、メタバース内のアイテムはNFTとして取引され、通貨は取引所で扱われます。
24時間開いている市場があるので、流動性がありますよね。
株式や法定通貨と同じく需要があれば上がり、需要がなければ下がります。
- 土地や衣類などアイテムがNFTで取引可能
- 24時間市場が開かれており流動性がある
- ユーザーが好きなように世界を作れる
上記を抑えてておけばokです。
少し難しい話になりますが、Decentraland(ディセントラランド)はDAO化されています。
Decentraland(ディセントラランド)はDAO化されて運用されている
Web2はプラットフォームに独占されており、大袈裟にいうとユーザーに人権はありません。
対してWeb3はユーザーそれぞれが投票権を持つことができ、ユーザーによって所有されています。
Decentraland(ディセントラランド)のチームは2017年にICOを実施し、当時の価格で2600万ドル(30億円ほど)の資金調達を実施しています。
そしてサービスを開発し、プラットフォームのリリース前にDAO(分散自律型組織)を立ち上げました。
中央集権者である開発者ではなく、ユーザーに管理が任されているのがDecentraland(ディセントラランド)です。
少し話が長くなったので、Decentraland(ディセントラランド)の始め方について解説していきます。
Decentraland(ディセントラランド)の始め方
上記がDecentralandの公式サイトです。
Webブラウザで動作するので、Webサイトにアクセスすれば簡単にDecentralandを始めることできます。
ユーザーが作成したメタバースでいろんな遊び方ができますが、まずはウォレットの準備をする必要があります。
Decentraland(ディセントラランド)の始め方~準備編~
- CoincheckでEthereumを購入
- Metamaskのデジタルウォレットを作成
- MetamaskにEthereumを送金
サクサク解説していきます。
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CoincheckでEthereumを購入
Decentralandではサービス自体は無料で遊ぶことができます。
しかし、Web3に構築されたアプリであるためサービス内のカジノで遊んだりアクティビティを体験するためには暗号通貨が必要です。
Ethereumに構築されたメタバースなので、まずはCoincheckでEthereumを購入しましょう。
コインチェック公式サイトにアクセスし、会員登録をして日本円を換金します。
会員登録は無料なのでサクッと終わらせましょう。
Metamaskのデジタルウォレットを作成
Ethereumを購入できたら、次にMetamaskのデジタルウォレットを作成します。
デジタルウォレットは購入した暗号通貨やNFTを入れておくデジタル上の財布です。
Web2のサービスではFacebookログインやGoogleログインが一般的でしたが、メタバースなどWeb3アプリではデジタルウォレットでのログインが一般的です。
https://chrome.google.com/webstore/detail/metamask/nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn?hl=ja
上記リンクよりMetamaskをChrome拡張機能として入れることができます。
次に、Coincheckで購入したEthereumをMetamaskに送金します。
MetamaskにEthereumを送金
Coincheckで購入したEthereumをMetamaskに送金します。
Metamaskで受け取るアドレスを間違えないよう、確認して送金しましょう。
初めてデジタルウォレットに送金する場合は、はじめに10分の1だけ送金するなど、失っても良い額を送金してみましょう。
ちゃんと着金が確認できたらこれで準備は完了です。
お疲れ様でした。
ではDecentralandの中に入ってきましょう。
Decentralandの始め方①:Metamaskでログインログイン
まずはMetamaskでログインします。
「Get Started」ボタンを押すと、Metamaskログインかゲストログインか聞かれるのでMetamaskログインを選びましょう。
もし、メタバース内のサービスを体験せずにとりあえず中を覗いてみたい、という場合はゲストログインでもokです。
Decentraladの始め方②:アバターを設定
次に、アバターを選びます。
NFTで有料となっているアバターもありますが、とりあえずは無料のアバターで良いでしょう。
後で変更することも可能です。
Decentraladの始め方③:メタバースに入ったら散策する
アバターを選び終わったら、早速散策していきましょう。
はじめにチュートリアルがあるので、一通り操作方法を学ぶことができます。
後からいつでもメニューを開いて操作方法を確認することができるので、適当に散策していって大丈夫です。
Decentraland(ディセントラランド)の遊び方【カジノもある】
Decentralandにはユーザーが作成したさまざまな建造物やミニゲームが存在します。
中でもカジノは大人気で、デイリー6000人がプレイしていると報告されています。
遊び方は簡単で、接続しているMetamaskの資金を使ってカジノの各ゲームをプレイしていくだけです。
まずはDecentralandにアクセスして実際に遊んでみてください。
Dencetralandで稼ぐ方法【土地NFTの活用】
DecentraladのようなWeb3レイヤーに構築されたメタバースでは、土地がNFTとして売買されています。
土地NFTを購入すれば自分でカジノを作ったり、NFT博物館を作ったり、建物だけでなく街を作ることができます。
ユーザーが集まっている土地なら広告を誘致して収益をあげることができるし、高値でNFTをバイアウトしても良いですよね。
稼ぎ方は持っている資金量によってできることが変わります。
下記記事ではメタバースで稼ぐ方法を9つ紹介しているので、合わせてご覧ください。
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Decentralandの始め方のまとめ
すでにMetamaskを持っている人なら今すぐ始められるのがDecentralandです。
中に行ってみるとわかりますが、案外人が多くて賑わっています。
まずはDecentralandにアクセスしたことがない人は一度訪問して、雰囲気を味わってみてください。
ロビーにいくだけでも、筋肉質のDogeがいたり、Meme系のNFTが飾ってあるなど面白いです。
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